2024-08-10 産婦人科診療ガイドライン 婦人科外来編(2023年版) CQ316 先天性の子宮形態異常の診断は? 産婦人科診療ガイドライン CQ316 先天性の子宮形態異常の診断は? A1 随伴する以下の症状につき詳細な問診を行う(A) 1)無月経 2)月経困難症や月経後の腹痛 3)月経後の出血 4)流早産の既往 や不妊 5)骨盤内腫瘤や子宮内膜症 6)尿路、骨格、聴覚系の合併奇形 A2 診断のために以下の検査を適宜行う。 1)膣鏡診・内診(または直腸診)(A) 2)経腹および経膣(または経直腸)超音波検査(A) 3)骨盤MRI検査(B) 4)子宮卵管造影(B) 5)子宮鏡(C) 6)腹腔鏡(C) A3 不妊症・不育症を伴う場合には並行して不妊症・不育症の一般的な検査を行う(B)。