第2章 不妊症の定義・原因
1 女性の妊孕性
【問題】
女性の妊孕性のピークは(1)歳である。
若年女性のドナーを用いたARTではレシピエントの年齢とは無関係に高い生産率が得られることから、女性の加齢による妊孕性低下の主な原因が(2)であることを示唆する。また、女性の加齢に伴う流産率の上昇は、多くが(3)による。
始原生殖細胞は胎生(4)週に(5)に出現する。胎生(6)週にはこの始原生殖細胞は(7)により(8)に移動し(9)となる。
(9)は第一減数分裂の状態に至り(10)となり、妊娠(11)カ月をピークに(12)個となりその後減少する。この減少は(13)によって起こり、出生時には(14)個と成り、思春期には(15)、閉経頃には(16)個となる。
加齢による染色体不分離の原因の1つは(18)と考えられる。
5 卵黄嚢壁の内胚葉細胞の間
6 5
7 アメーバ運動
8 生殖堤
9 卵祖脂肪
10 卵母細胞
11 5
12 600~700万
13 卵母細胞を含む卵胞の閉鎖
14 100~200万
15 30万
16 1000
17 400~500個
18 排卵周期開始まで第一減数分裂の前期である網糸期で細胞周期が停止し、この排卵までの長い細胞周期の停止
【解答】
1 20~24
2 加齢による卵の質の低下
3 加齢による卵の染色体異常(特に異数性以上)
4 3
5 卵黄嚢壁の内胚葉細胞の間
6 5
7 アメーバ運動
8 生殖堤
9 卵祖脂肪
10 卵母細胞
11 5
12 600~700万
13 卵母細胞を含む卵胞の閉鎖
14 100~200万
15 30万
16 1000
17 400~500個